これから初めてPythonを勉強しよう!でもまずなにから始めればいいの?どんな本を買えばいいの?って思ってなんだかんだで勉強を先延ばしにしてしまっていることってありますよね。
私もはじめは、
「プログラミングをできるためには何をすればいいかわからないし。」
「そもそも本をかってもやるのかとか正直不安。」
といって先に進めずにいることが何度もありました。
そこで私はいざ本を買って勉強をはじめてみたのですが、正直言うと初めの何冊かはあまり知識にならずに終わりました。原因は、「挫折」と「飽き」です。
しかし良書に出会った今ではPythonについて十分理解できましたし、さらに次のステップに進むこともできました。
そこで今回はプログラミングを独学するうえで大切な勉強方法から、初めての方でも無駄になりにくく挫折しにくい参考書を3冊選びました。
この記事でご紹介する良書の中から自分自身にあった本を使えばはじめてでも十分独学で勉強を進ませることが可能です。
プログラミングを初めて独学するあなたへ
プログラミングをはじめて勉強するうえで必要なのは、
「どれだけ自分自身が理解しながら、詰まずに進められるか」
です。というのもプログラミングはコードを書いている途中に何かのエラーで詰まると、1日中考えても全く進まないということが起こるんです。
もし始めて勉強される方がいきなりそのようなエラーに遭遇してしまうと、もうやる気が出てこなくなってしまう、なんてことも十分ありえます。私はそれで失敗しました。(笑)
そのため、初めてプログラミングを勉強する場合は、虚勢を張らずにできるだけ簡単な本から始めることをおすすめします。
プログラミングを書籍で学ぶ際のメリット・デメリット
プログラミングの学習方法と言えば、参考書で学ぶ以外にも、オンライン学習なども増えてきましたよね。
オンライン学習については別の機会にご紹介しますが、今回ご紹介するのは書籍による学習方法です。この方法にはメリット、デメリットがあります。
書籍で独学する際のメリット
書籍で独学する際のメリットは、
- 自分に合った参考書を自分で選ぶことができる
- オンライン学習よりもお金をかけずに学ぶことができる
- 書籍を捨てない限り、忘れた点などはいつでも見直せる
といったメリットがあります。特にオンライン学習では月数万円といった料金が発生する中、書籍であれば数千円で勉強できるのが大きいです。
書籍で独学する際のデメリット
- 継続できなかったり挫折してしまうことがある
- 周りにできる人がいない場合は質問することができない。
この二つの共通点は、自分の出来る範囲を超えた、難しい問題に出会ってしまうことです。つまり、参考書の難易度が自分の出来る範囲にギリギリでも収まっていれば、このデメリットは克服が可能ということです。
プログラミングを学ぶ際に最も重要な勉強方法
プログラミングを学ぶときはどのようにして参考書を進めていますか?
プログラミングを学ぶ際には最も重要な勉強方法があります。しかし、初めて勉強する方はそれの大切さをよくわかっておらず、挫折してしまうことがよくあります。
では、その重要な勉強方法とはなにか。
よく読むことでも、何周もすること、暗記することでもありません。
最も重要なのは、「写経」です。
要するに、参考書に書いてあるプログラミングのコードを、実際に自分でパソコンに打ち込みながら理解し、覚えることです。
はじめて勉強する方はこの写経の大切さを分かっておらず、参考書付属のファイルなどをダウンロードして終わりにしがちです。
すこし大げさと思われるかもしれませんが、この「写経」をするかしないかで今後の成長度が大きく変わってくるので、これを読んだあなたは絶対に写経をしながら勉強を進めてください。
はじめてプログラミングを学ぶ方におすすめの3冊
それではまず、はじめてプログラミングを学ぶ方におすすめの3冊です。もう他の言語で勉強してるという方は、後半の3冊を見ていただいても結構ですし、こちらを見ていただいてもOKです。
こちらは比較的図を使った解説などが多く、プログラミングとはなにか?といった基本的な場所から入ってくれる参考書です。プログラミング自体を初めて学ぶ方におすすめで、挫折しにくい配慮がしっかりとされています。
『いちばんやさしいPython入門教室』
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この本の特徴は、本を進ませながらゲームやパソコンアプリを作ることができる点です。つまり、この本にはゲームを作りながら丁寧に解説してくれる内容が詰まっています。
そのため中途半端にやめてしまうと、ゲームが完成しません。挫折しにくい配慮がなされた一冊です。

『スラスラ読める Pythonふりがなプログラミング』
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この本の特徴は、一行一行が何を意味しているのかを理解できるようにするため、まるでふりがながふってあるかのように読み下し文形式で解説してくれる点です。
普通の参考書であれば一つのプログラムを書いてからそのプログラムについての解説がありますが、この参考書では一行ずつ理解しながら進むことができます。何が起きているのかを一行一行理解しながら着実に進めることができる一冊です。

『Python1年生』、『Python2年生』
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この本の特徴は、二人の登場人物が対話形式で進めていく点です。先生側はイラストを交えながら丁寧に解説していくため、生徒側と一緒に楽しんで本を読み進めることができます。
まるで絵本のように進んでいくため、特に漫画や本が好きな方におすすめしたい本です。

まとめ
pythonには参考書がいくつもありますが、レベルも様々なため、どの参考書が自分のレベルに適しているかをしっかりと見極めることが大切です。
また、Pythonができたから終わりではなく、Pythonを学んだ先には機械学習やディープラーニング、Webアプリ開発など様々な応用があります。そのための基礎として、ぜひPythonを身につけましょう。